滋賀県 / 湖北 特別展巡り!②

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高月観音の里歴史民俗資料館より徒歩の位置に渡岸寺があります。
有名なもっとも美しい観音様とされる国宝十一面観音菩薩立像がいらっしゃいます。
もちろん素晴らしく途方も無い魅力を発散する方なんですが、今日お会いしに来たのは厨子入りの平安期の小仏 十一面観音菩薩立像と丈六胎蔵界大日如来坐像です!
前回訪れた折は国宝十一面に釘付けだったものですから。。。

まずはまっしぐらに厨子入りの十一面観音の前へ!
壇像風な小像で像高はわずか39cm。
伏した瞳、通った鼻筋に小さな口元。
優しく穏やかで凄く慈悲深い方です。
後補であるのかもしれませんが頭頂の化仏のバランスや衣に施された載金文様も見て取れ素晴らしいです。

胎蔵界大日如来坐像も素晴らしぃ。。
どっしりと胸を張って堂々たるお方。
鼻の裾が広がり口をクッと結んだ力強い表情。
しかし膝上で結ぶ法界定印の腕や衣の流れは優しく緩やか。
厨子入り十一面と共に前回あまり見ずに記憶になかったのが信じられないほどの素晴らしい方です。

いや~大満足!
あの2体に国宝十一面まで加わるここの収蔵庫やべぇー(笑)

そしていよいよこの日のメイン会場となる長浜城歴史博物館へ。

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こちらには湖北地方の有名仏もお出ましになり展示数も50体ほどと物凄い状況です!
じっくりと、どっしりと噛み締めるように拝観してまいりました。
湖北の数々の十一面、聖観音がこれでもかと迫り来る状況に僕はもうクラクラしてしまいました!
もぉどの方を話題に上らせればいいのか迷って選べないほどの凄さ。
赤後寺聖観音、西野薬師堂十一面観音の圧倒的存在感に初見の和蔵堂十一面観音、来現寺聖観音。
石道寺お厨子右隅にいらっしゃった十一面観音もお出まし。
簡略化された衣紋表現ではありますが腰の捻りは艶かしく美しい方でした。
中尊の方に目がいってしまいがちだし、右隅にひっそりとおられるのでなかなか注目できていなっかた事を反省する。
徳円寺の踵立ち馬頭観音の特異さや西浅井山門の迫力ある力強い馬頭観音。
素晴らしい美仏が目白押し。書き出せばキリがない。

湖北に対しては十一面!というイメージが強かった僕ですが聖観音菩薩も凄く多いんですねぇ。
中でもポスターにもなっていらっしゃる西浅井阿弥陀寺の聖観音菩薩坐像が素晴らしい。
蓮の花を持っていたであろう左手に添えた右腕の美しさ。
そこに生まれる空間の美しさが蓮の花が無くなったことで却って際立っているような気がしました。
いや、蓮の花があった方が。。と目を閉じて想像してみる。。
楽しい。
実に楽しいのである。
無くなってしまった物を想像する、聞き出すことができない想いを想像する。
ワクワクしてしまいます。

今回お会いした方にまたお堂でお会いしたいと思わずにはいられない展覧会でした。
湖北恐るべし。
まだまだ、まだまだまだまだ巡らねばならない場所、仏像は数多くいらっしゃる。
今回の特別展を経てもっと湖北が好きになりました。
一生を通して通うことになるんだろうな。

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本日も素晴らしきなり



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仏像の美しさに感動して以来、ひたすらに仏像拝観に明け暮れる三十路街道を走る男の拝観日記。
仏像拝観歴は非常に浅いので間違いも多々あり!日々精進でございます。
僕自身が見て感じた仏像観を記していますので美術史的、仏教学的に誤っていることが多々あると思ので、その時はご教授ください。



訪れた寺社の全てを記事にするととても追いつかないので佛旅速報でまかない本編記事はピックアップという形になっていきます。

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