奈良県 ・ 与楽寺 「弘法大師坐像の巻」
川西町の仏像拝観の予定を終え帰路に着くつもりでしたが、比較的時間も早かったため帰りがてら散策していると与楽寺を偶然見つける。
以前にこちらの十一面観音菩薩立像の拝観をしたくお寺へ連絡させて頂いたことがあったのですが4/21のみの御開帳とのことで断念したことがありました。
たまたま通りかかったのも何かの縁かと思いお寺の方にはご迷惑だったかと思いますが突撃拝観(笑)
もちろん十一面観音様にはお会いできませんが本堂の拝観を許して頂きました。




本堂には府指定文化財の弘法大師像が本尊として安置されています。
玉眼嵌め込みの前をグッと見据えた迫力ある尊容で衣紋表現も大きくうねる様で力強い。
後頭部内部の墨書銘から応安6年(1373)に僧行盛が制作したことが判明しています。



脇には釈迦如来坐像と阿弥陀如来坐像。
また、小仏の聖観音菩薩立像がいらっしゃいます。
この中に客仏として十一面観音もいらっしゃったのですが、その胎内から天平時代の壇像風十一面観音が発見されます。
マユミの木を使い頭上面から蓮華座までを一木で彫り出し冠飾、瓔珞などを精密に彫刻されています。
宝冠や頭上面の位置が特殊で遣唐使により唐より将来された可能性が指摘されているそうです。
今年の4/21は日曜日なので僕は拝観無理だなぁ。。。
いつかご縁があると信じて楽しみにするとします。





奈良県広陵町HP
与楽寺 十一面観音

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以前にこちらの十一面観音菩薩立像の拝観をしたくお寺へ連絡させて頂いたことがあったのですが4/21のみの御開帳とのことで断念したことがありました。
たまたま通りかかったのも何かの縁かと思いお寺の方にはご迷惑だったかと思いますが突撃拝観(笑)
もちろん十一面観音様にはお会いできませんが本堂の拝観を許して頂きました。




本堂には府指定文化財の弘法大師像が本尊として安置されています。
玉眼嵌め込みの前をグッと見据えた迫力ある尊容で衣紋表現も大きくうねる様で力強い。
後頭部内部の墨書銘から応安6年(1373)に僧行盛が制作したことが判明しています。



脇には釈迦如来坐像と阿弥陀如来坐像。
また、小仏の聖観音菩薩立像がいらっしゃいます。
この中に客仏として十一面観音もいらっしゃったのですが、その胎内から天平時代の壇像風十一面観音が発見されます。
マユミの木を使い頭上面から蓮華座までを一木で彫り出し冠飾、瓔珞などを精密に彫刻されています。
宝冠や頭上面の位置が特殊で遣唐使により唐より将来された可能性が指摘されているそうです。
今年の4/21は日曜日なので僕は拝観無理だなぁ。。。
いつかご縁があると信じて楽しみにするとします。





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