福井県 / 若狭秘仏巡り!②
次の目的地は高成寺より徒歩で向かえる場所にある正法寺と栖雲寺。
正法寺には金銅仏の如意輪観音菩薩。
栖雲寺には阿弥陀如来坐像がいらっしゃるとのこと。
まずは正法寺へと向かうこととした。
門をくぐるとそこには飛鳥顔をされた石仏群が。
非常に愛らしくめちゃくちゃ可愛い!
この石仏群にお会い出来るだけでも来た価値があったと思わずにはいられない。
寸足らずな壇像風な可愛く愛らしく頑張っている感をひしひしと感じずにはいられない石仏です。
なんとも癒されるなぁ~
そして今回の秘仏公開の如意輪観音様がいらっしゃる本堂へ。



鎌倉期の作となる金銅仏の如意輪観音半跏思惟像。
凛々しくもあり可愛らしさもある飛鳥時代の古仏を模した金銅仏です。
そっと頬に添えた右指のしなやかで美しい様は見惚れる美しさ。
金銅仏の如意輪観音半跏思惟像としては大阪野中寺が有名ですがこの方も美しい。
同じく小浜には正林庵に白鳳期の金銅如意輪観音半跏思惟像がいらっしゃるので合わせて拝観したかったがこちらは公開期間が合わずでお会いできずでした。。
いつの日かこの2体を同日に拝むことが出来ればなと想いながら後にする。
あと写真撮影をお願いした折にお寺のおばあ様から苦言が。。
今回の秘仏巡りでは無許可で、断りもなく勝手に写真を撮っていく方が多くて困ると仰られていました。。
基本的にはプロの写真かにしか許可を出さないと。
しかしながら僕のお願いには応じて頂きお厨子の前の法具等も写真が撮り易いようにと避けて頂き撮影を許して頂きました。
許可を頂き撮影させて頂いた2枚の尊影を載せさせて頂きます。

続いて徒歩で2~3分、栖雲寺へ。
平安後期の素晴らしい阿弥陀如来坐像がいらっしゃいます。
街中に展示されていた広告写真を見ただけでその素晴らしさに小躍りしてしまい先に写真を見てしまったことに多少後悔してしまうくらいの美仏。

門をくぐり本堂へ入らせていただくとそこには釈迦三尊坐像。
そしてその前に今回の公開対象となっている平安末期の市指定文化財 阿弥陀如来坐像。
衣の流れが美しく逞しい肉体と張りのある尊容はのちの鎌倉期へ通じるような尊大さ。
来迎印を結んだ阿弥陀様の像様は像高36.9cmの寄木造りで彫眼金泥彩色。
像内の内刳り部全面に、僧俗多数の人名とともに「永万元年次方乙酉七月廿六日改造立願主并結縁衆□□」の紀年銘を記し、また膝裏部には「願以此功徳普及於一切我等与衆生皆共成仏道」の願文を墨書を記す。
須弥壇上の釈迦三尊像も美しく荘厳な雰囲気を与えてくれる。
江戸期あたりの作なのかなぁ。
やはり仏像拝観はお堂内が一番だと思わせてくれる空間でした。



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正法寺には金銅仏の如意輪観音菩薩。
栖雲寺には阿弥陀如来坐像がいらっしゃるとのこと。
まずは正法寺へと向かうこととした。
門をくぐるとそこには飛鳥顔をされた石仏群が。
非常に愛らしくめちゃくちゃ可愛い!
この石仏群にお会い出来るだけでも来た価値があったと思わずにはいられない。
寸足らずな壇像風な可愛く愛らしく頑張っている感をひしひしと感じずにはいられない石仏です。
なんとも癒されるなぁ~
そして今回の秘仏公開の如意輪観音様がいらっしゃる本堂へ。





鎌倉期の作となる金銅仏の如意輪観音半跏思惟像。
凛々しくもあり可愛らしさもある飛鳥時代の古仏を模した金銅仏です。
そっと頬に添えた右指のしなやかで美しい様は見惚れる美しさ。
金銅仏の如意輪観音半跏思惟像としては大阪野中寺が有名ですがこの方も美しい。
同じく小浜には正林庵に白鳳期の金銅如意輪観音半跏思惟像がいらっしゃるので合わせて拝観したかったがこちらは公開期間が合わずでお会いできずでした。。
いつの日かこの2体を同日に拝むことが出来ればなと想いながら後にする。
あと写真撮影をお願いした折にお寺のおばあ様から苦言が。。
今回の秘仏巡りでは無許可で、断りもなく勝手に写真を撮っていく方が多くて困ると仰られていました。。
基本的にはプロの写真かにしか許可を出さないと。
しかしながら僕のお願いには応じて頂きお厨子の前の法具等も写真が撮り易いようにと避けて頂き撮影を許して頂きました。
許可を頂き撮影させて頂いた2枚の尊影を載せさせて頂きます。


続いて徒歩で2~3分、栖雲寺へ。
平安後期の素晴らしい阿弥陀如来坐像がいらっしゃいます。
街中に展示されていた広告写真を見ただけでその素晴らしさに小躍りしてしまい先に写真を見てしまったことに多少後悔してしまうくらいの美仏。


門をくぐり本堂へ入らせていただくとそこには釈迦三尊坐像。
そしてその前に今回の公開対象となっている平安末期の市指定文化財 阿弥陀如来坐像。
衣の流れが美しく逞しい肉体と張りのある尊容はのちの鎌倉期へ通じるような尊大さ。
来迎印を結んだ阿弥陀様の像様は像高36.9cmの寄木造りで彫眼金泥彩色。
像内の内刳り部全面に、僧俗多数の人名とともに「永万元年次方乙酉七月廿六日改造立願主并結縁衆□□」の紀年銘を記し、また膝裏部には「願以此功徳普及於一切我等与衆生皆共成仏道」の願文を墨書を記す。
須弥壇上の釈迦三尊像も美しく荘厳な雰囲気を与えてくれる。
江戸期あたりの作なのかなぁ。
やはり仏像拝観はお堂内が一番だと思わせてくれる空間でした。







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