滋賀県 / 湖東三山 紅葉巡り①
11月20日。
この日は紅葉真っ盛りの滋賀県湖東三山へ紅葉巡り。
でもちょっとその前に湖南三山 長寿寺へ。
目的は57年ぶりの特別公開が行われているご本尊 地蔵菩薩立像の拝観。
今年の夏頃に訪れた折、お寺の方から秋に特別公開があるので是非お参りしてくださいと言われ大好仏の地蔵菩薩とあって必ず訪れることを約束しました。
そんな訳でまずは長寿寺へ地蔵菩薩を拝みに行きました。

長寿寺も紅葉が美しいが見頃にはもう一声か。
もみじの参道を抜け本堂へと歩を進める。


本堂には既に順番待ちとなるほどの人だかりが。。
お堂へ上がるのにも一苦労。
これは噂通りお顔は拝めないな。。と覚悟し順番待ちしながらようやく堂内へ。
しかし。。
遠く暗いお厨子はよく見えずわずかながらお体の様子が遠目に伺えるくらい。
ライトで照らすことももはや不可能な混雑ぶりで尊影のパネルで我慢。
ん~残念ですが仕方ないです。
御開帳に立ち会えたとの想いを大切にし、湖東三山へ向かう。
中日新聞より

最初に訪れたのは百済寺。
正に真っ盛りな紅葉。
美しい赤や黄の彩り鮮やかな紅葉群にため息。
じっくりと紅葉を眺めるのは実は初めてであまりの素晴らしさに感動しました。
お寺中が紅葉に彩られ本当に素晴らしいです。
日本ってほんとに美しいと心から思いましたね。
紅葉を鑑賞しながら本道への道を歩いていきます。






参道の脇には石仏弥勒如来半跏思惟が。
まるで少年の様な若い弥勒菩薩。
静かに目を閉じやや口を突き出したようなクッと閉じた力強さから若さを感じます。
紅葉の真ん中にすっぽりと収まっている世界が素晴らしい。


程なくすると見上げるように仁王門が見えてきます。
大きなわらじを飾り付けた仁王門。
守護する仁王像は腰元に何やら巻きつけておられます。
これはなんぞや!?
うーむ、わからん。
知ってる方いたら無知な僕に教えてください(笑)
そしていよいよ本堂へ到着。




さて仏像ですがこちらには室町時代 院佑作の聖観音菩薩と如意輪観音菩薩が公開中です。
「神仏います近江」展でお会いし、その木目の美しさと穏やかな尊容に一目ぼれし必ずやお堂での拝観をと誓ったのが早くも叶いました。
外陣より格子越しでの拝観ですがそれぞれ仏様の前には双眼鏡が置かれ覗き見ることが出来ます。
如意輪観音、聖観音ともに素晴らしいですが特に如意輪観音。
太くどっしりとされ左足は半跏し右足は立て膝に右肘を乗せて思惟されています。
じっと遠くを見つめるように物思いに耽っているお姿で見とれてしまいます。
やはりお堂で見るお姿は神々しさが増しますね。
やはり仏像はお堂で拝観するのが最も美しく尊いと思います。
台座や後背が現存していないのが残念ではありますが、お堂の薄明かりの中で拝む両観音菩薩は本当に素晴らしかったです。




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この日は紅葉真っ盛りの滋賀県湖東三山へ紅葉巡り。
でもちょっとその前に湖南三山 長寿寺へ。
目的は57年ぶりの特別公開が行われているご本尊 地蔵菩薩立像の拝観。
今年の夏頃に訪れた折、お寺の方から秋に特別公開があるので是非お参りしてくださいと言われ大好仏の地蔵菩薩とあって必ず訪れることを約束しました。
そんな訳でまずは長寿寺へ地蔵菩薩を拝みに行きました。

長寿寺も紅葉が美しいが見頃にはもう一声か。
もみじの参道を抜け本堂へと歩を進める。


本堂には既に順番待ちとなるほどの人だかりが。。
お堂へ上がるのにも一苦労。
これは噂通りお顔は拝めないな。。と覚悟し順番待ちしながらようやく堂内へ。
しかし。。
遠く暗いお厨子はよく見えずわずかながらお体の様子が遠目に伺えるくらい。
ライトで照らすことももはや不可能な混雑ぶりで尊影のパネルで我慢。
ん~残念ですが仕方ないです。
御開帳に立ち会えたとの想いを大切にし、湖東三山へ向かう。


最初に訪れたのは百済寺。
正に真っ盛りな紅葉。
美しい赤や黄の彩り鮮やかな紅葉群にため息。
じっくりと紅葉を眺めるのは実は初めてであまりの素晴らしさに感動しました。
お寺中が紅葉に彩られ本当に素晴らしいです。
日本ってほんとに美しいと心から思いましたね。
紅葉を鑑賞しながら本道への道を歩いていきます。






参道の脇には石仏弥勒如来半跏思惟が。
まるで少年の様な若い弥勒菩薩。
静かに目を閉じやや口を突き出したようなクッと閉じた力強さから若さを感じます。
紅葉の真ん中にすっぽりと収まっている世界が素晴らしい。


程なくすると見上げるように仁王門が見えてきます。
大きなわらじを飾り付けた仁王門。
守護する仁王像は腰元に何やら巻きつけておられます。
これはなんぞや!?
うーむ、わからん。
知ってる方いたら無知な僕に教えてください(笑)
そしていよいよ本堂へ到着。




さて仏像ですがこちらには室町時代 院佑作の聖観音菩薩と如意輪観音菩薩が公開中です。
「神仏います近江」展でお会いし、その木目の美しさと穏やかな尊容に一目ぼれし必ずやお堂での拝観をと誓ったのが早くも叶いました。
外陣より格子越しでの拝観ですがそれぞれ仏様の前には双眼鏡が置かれ覗き見ることが出来ます。
如意輪観音、聖観音ともに素晴らしいですが特に如意輪観音。
太くどっしりとされ左足は半跏し右足は立て膝に右肘を乗せて思惟されています。
じっと遠くを見つめるように物思いに耽っているお姿で見とれてしまいます。
やはりお堂で見るお姿は神々しさが増しますね。
やはり仏像はお堂で拝観するのが最も美しく尊いと思います。
台座や後背が現存していないのが残念ではありますが、お堂の薄明かりの中で拝む両観音菩薩は本当に素晴らしかったです。




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この記事へのコメント
紅葉素晴らしかったですよ!
もううっとりしてきました。
斑鳩寺の収蔵庫は凄かったです。
運慶工房だと思える日光月光がたまらなく素敵でした。
十二神将もかっこよくて何時間でもいたかったです。
お寺の方の迷惑になるので何時間もいれないのが残念っ!
もううっとりしてきました。
斑鳩寺の収蔵庫は凄かったです。
運慶工房だと思える日光月光がたまらなく素敵でした。
十二神将もかっこよくて何時間でもいたかったです。
お寺の方の迷惑になるので何時間もいれないのが残念っ!
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URL :
- momococks - 2012年12月02日 00:30:13
紅葉巡り素敵ですね~!
今年の秋は仕事仕事であっという間に過ぎてしまいました・・・・
兵庫も巡っていたんですね!斑鳩寺に行ってみたいです。