地蔵盆2日目!怒涛の平安佛巡りの巻
元興寺地蔵会で購入したTシャツを着込み、24日は奈良〜大阪の平安佛をたっぷりと巡って来ました。
朝早くにJR奈良駅に再集合し、レンタカーで出発。
この日の1ヶ寺目は大和郡山市の西岳院。
実はこの西岳院、僕は6月の初めにお参りしていまして、千手観音菩薩立像のあまりの素晴らしさに佛友さんを是非とも連れて行きたいとこの日の予定に組みました。
一度お参りしているのにお寺の場所に迷うという失態をおかしながらも無事到着。
お堂の扉は開けられており外からもその大きなお姿が。
平安後期の千手観音菩薩立像は本当に素晴らしい。
これだけ大きな観音像がこの地にいらっしゃるのは本当に驚きでした。

次も同じく大和郡山市。
八幡神社の観音堂に安置されている平安後期の十一面観音菩薩立像はなんと鉈彫り像。
東の方、特に東北地方に多いイメージですが、奈良にもいらっしゃるとは。
真夏の参拝は厳しい暑さで汗との戦いでもありますが、僕らのお参りを世話してくださった自治会長さんがクーラーをキンキンに効かせておいてくださり、気持ちよく拝観。
鉈彫りの跡を目を凝らし見てきました。

念願叶い訪れることが出来た大安寺町の地蔵堂。
平安前期の地蔵菩薩立像を拝観させて頂きます。
頭部は彫り直しがされ穏やかなお顔となっていますが、体部は太く特にふとももの太さは見事。
平安前期の像ですが、特有のゴリゴリに衣紋が彫り込まれるというよりは穏やかさのある太い彫り。
本当にお会いしたかった地蔵菩薩さまのご縁をいただけて嬉しさが止まりませんでした。

奈良での仏像拝観を終え向かったのは大阪の四條畷市の正傳寺。
とその前にお昼をいただきました。
奈良と大阪の県境にある「そば処 山の神」蕎麦好きな僕は佛旅の昼食に蕎麦をチョイスする事が多いです。
開店して間もない時間帯に到着出来たので店内はまだ混み合っていませんでしたが、僕たちがお店を出る頃には待ちが出るほどの人気店。
美味しいお蕎麦を堪能して正傳寺へ向かいます。

大阪府四條畷市の正傳寺。
平安前期〜中期頃とされる異相の薬師如来立像を拝観。
この薬師如来もずっとお会いしたいなと思っていた方です。
佛友さんと巡れたことを非常に嬉しく思います。
そしてご住職のお話が面白い!
拝観される時は十分な時間を持って拝されることをオススメします。

正傳寺を後にして交野市へ向かいます。
交野市の星田寺。
平安後期の十一面観音菩薩立像にお参り。
観音堂の扉はガラス扉となっていて普段からお姿を見る事は出来ますが、この日はお願いして扉を開けて頂き、凛としたお顔の十一面観音菩薩を拝観。
十一面観音にしては右手が短いなぁなどと思いながら。

次に向かったのは某寺の薬師堂。
こちらには文化財的には無指定ではありますが、素晴らしい平安前期の薬師如来立像がいらっしゃいます。
後補の作り直しが多く、文化財的指定は受けていませんが、それでもその太さ造形は見逃せません。
お参り出来て良かった。

毎年8月の地蔵盆に集まり、元興寺地蔵会と仏像巡りをしていますが今年の最後を締めくくるのは大阪府茨木市の蓮華寺。
地蔵盆の締めはやはり地蔵菩薩でしょう!
大阪市美で催された「木×仏像」展でこの方とお会いした時から絶対にお堂でお会いしたいと思っていた蓮華寺をこの日の締めの仏像として選びました。
堂々とした立派な地蔵菩薩像ですが傷みもあります。
応仁の乱の際に池に沈め隠されたそうで、その時の損傷が出ています。
しかし、その傷みがこの地蔵菩薩像の不思議な魅力を際立たせている様に思えます。
隣には鎌倉時代とされるくびれた腰を優美に捻る美しい十一面観音菩薩立像。
対比的な魅力を持つ地蔵菩薩と十一面観音菩薩の並びはいつまでもここに居たいと思わずに入られませんね。

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ざっとダイジェストでこの日の佛旅を振り返りましたが、記事を書きながらも、これだけ凄い仏像をよくも見てきたなと、振り返って驚いています(笑)
めちゃくちゃ濃い1日でした。
全てが順調に進み、予定の行程を終えて京都駅へ。
無事にレンタカーを返却し楽しみの打ち上げです!
この日の打ち上げは京都駅近、「チヂミの王様」です。
人生初マッコリを頂きましたが、いくらでも飲めちゃいますね♪
出てくる料理の量がハンパではなく、お腹ははち切れんばかりとなりました。
佛&食&酒。
全てが最高の1日でした。
ご一緒して下さった佛友さん、ありがとうございました!
さ〜て、来年の地蔵盆はどこを巡ろうかなぁ♪


朝早くにJR奈良駅に再集合し、レンタカーで出発。
この日の1ヶ寺目は大和郡山市の西岳院。
実はこの西岳院、僕は6月の初めにお参りしていまして、千手観音菩薩立像のあまりの素晴らしさに佛友さんを是非とも連れて行きたいとこの日の予定に組みました。
一度お参りしているのにお寺の場所に迷うという失態をおかしながらも無事到着。
お堂の扉は開けられており外からもその大きなお姿が。
平安後期の千手観音菩薩立像は本当に素晴らしい。
これだけ大きな観音像がこの地にいらっしゃるのは本当に驚きでした。

次も同じく大和郡山市。
八幡神社の観音堂に安置されている平安後期の十一面観音菩薩立像はなんと鉈彫り像。
東の方、特に東北地方に多いイメージですが、奈良にもいらっしゃるとは。
真夏の参拝は厳しい暑さで汗との戦いでもありますが、僕らのお参りを世話してくださった自治会長さんがクーラーをキンキンに効かせておいてくださり、気持ちよく拝観。
鉈彫りの跡を目を凝らし見てきました。

念願叶い訪れることが出来た大安寺町の地蔵堂。
平安前期の地蔵菩薩立像を拝観させて頂きます。
頭部は彫り直しがされ穏やかなお顔となっていますが、体部は太く特にふとももの太さは見事。
平安前期の像ですが、特有のゴリゴリに衣紋が彫り込まれるというよりは穏やかさのある太い彫り。
本当にお会いしたかった地蔵菩薩さまのご縁をいただけて嬉しさが止まりませんでした。

奈良での仏像拝観を終え向かったのは大阪の四條畷市の正傳寺。
とその前にお昼をいただきました。
奈良と大阪の県境にある「そば処 山の神」蕎麦好きな僕は佛旅の昼食に蕎麦をチョイスする事が多いです。
開店して間もない時間帯に到着出来たので店内はまだ混み合っていませんでしたが、僕たちがお店を出る頃には待ちが出るほどの人気店。
美味しいお蕎麦を堪能して正傳寺へ向かいます。

大阪府四條畷市の正傳寺。
平安前期〜中期頃とされる異相の薬師如来立像を拝観。
この薬師如来もずっとお会いしたいなと思っていた方です。
佛友さんと巡れたことを非常に嬉しく思います。
そしてご住職のお話が面白い!
拝観される時は十分な時間を持って拝されることをオススメします。

正傳寺を後にして交野市へ向かいます。
交野市の星田寺。
平安後期の十一面観音菩薩立像にお参り。
観音堂の扉はガラス扉となっていて普段からお姿を見る事は出来ますが、この日はお願いして扉を開けて頂き、凛としたお顔の十一面観音菩薩を拝観。
十一面観音にしては右手が短いなぁなどと思いながら。

次に向かったのは某寺の薬師堂。
こちらには文化財的には無指定ではありますが、素晴らしい平安前期の薬師如来立像がいらっしゃいます。
後補の作り直しが多く、文化財的指定は受けていませんが、それでもその太さ造形は見逃せません。
お参り出来て良かった。

毎年8月の地蔵盆に集まり、元興寺地蔵会と仏像巡りをしていますが今年の最後を締めくくるのは大阪府茨木市の蓮華寺。
地蔵盆の締めはやはり地蔵菩薩でしょう!
大阪市美で催された「木×仏像」展でこの方とお会いした時から絶対にお堂でお会いしたいと思っていた蓮華寺をこの日の締めの仏像として選びました。
堂々とした立派な地蔵菩薩像ですが傷みもあります。
応仁の乱の際に池に沈め隠されたそうで、その時の損傷が出ています。
しかし、その傷みがこの地蔵菩薩像の不思議な魅力を際立たせている様に思えます。
隣には鎌倉時代とされるくびれた腰を優美に捻る美しい十一面観音菩薩立像。
対比的な魅力を持つ地蔵菩薩と十一面観音菩薩の並びはいつまでもここに居たいと思わずに入られませんね。

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ざっとダイジェストでこの日の佛旅を振り返りましたが、記事を書きながらも、これだけ凄い仏像をよくも見てきたなと、振り返って驚いています(笑)
めちゃくちゃ濃い1日でした。
全てが順調に進み、予定の行程を終えて京都駅へ。
無事にレンタカーを返却し楽しみの打ち上げです!
この日の打ち上げは京都駅近、「チヂミの王様」です。
人生初マッコリを頂きましたが、いくらでも飲めちゃいますね♪
出てくる料理の量がハンパではなく、お腹ははち切れんばかりとなりました。
佛&食&酒。
全てが最高の1日でした。
ご一緒して下さった佛友さん、ありがとうございました!
さ〜て、来年の地蔵盆はどこを巡ろうかなぁ♪


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