大阪市の指定文化財佛を巡るダイジェストの巻

4月に佛友さんと大阪佛を巡った話。

春に大阪市立美術館で催された「木×仏像」展と合わせて、いつも仲良くさせて頂いている佛友さん4人と大阪佛を巡ってきました。


新大阪駅に集合しレンタカーでまずは大阪市淀川区 浄円寺へ。
幼稚園の中にお堂があり、目当ての菩薩立像は会議室に展示されていました。
大阪市指定文化財。
元は天部像であったと考えられていますが、現在は観音菩薩としてお祀りされています。
損傷の具合は激しく、衣紋表現などはなかなか見て取れませんが、非常に木を感じさせるお像でした。


P1270417.jpg
市指定文化財 天部立像 11C

天王寺区へと移動し向かったのは正念寺。
こちらにも市指定文化財が。
本堂の脇に平安期の聖観音菩薩立像、毘沙門天立像。
平安後期の穏やかな優しさがあふれる素敵な聖観音菩薩に見惚れる。
その時のツイートでは“早くも今日イチの仏像か?!”と呟いている僕。
また、隣に立つ毘沙門天像の無骨さがたまらなく好き。
後補の部分も多いですが見事な天部像です。



P1270499.jpg


P1270473.jpg
市指定文化財 聖観音菩薩立像 12C


P1270446.jpg
市指定文化財 毘沙門天立像 11C


続いて天王寺区、天龍院へ。
こちらにも市指定文化財で平安期の観音菩薩、十一面観音菩薩立像が。
肌の部分には後補の金箔があてられています。
下半身には平安の重い雰囲気が少し残った菩薩像。



P1270581.jpg
市指定文化財 十一面観音菩薩立像 11C


ここからは徒歩圏内で移動出来る範囲に文化財指定の仏像が沢山あり、心光寺へと向かう。
難蛇龍王像と雨宝童子を従えた十一面観音菩薩立像。
天龍院と同様、肌の部分には後補の金箔。
波紋はゴリっと彫られて見応えあり。
下からの光源と見上げる感じで、尊容は厳し目に見えました。



P1270628.jpg
市指定文化財 十一面観音菩薩立像 11C


齢延寺には平安期の聖観音菩薩立像。
衣紋は簡略化され顔の表情なども薄く彫られた感じ。
彫りの少なさが逆に密教感というか、オーラを感じてドキドキしました。
そしてお寺がハイテク過ぎ!



P1270684.jpg
市指定文化財 聖観音菩薩立像 平安後期


この日のお寺巡り最後は金胎寺へ。
市指定文化財の千手観音菩薩立像、天部像(韋駄天)をお参りに。
直立するように立つ定朝様の美しい千手観音菩薩、“太さ”のある韋駄天像。
平安の仏像にはいろんな顔がある。
しかしこのお寺で1番心にきたのは、比較的新しい仏像、というか上人像。
浄土宗と言えばの善導大師と法然上人。
非常に生々しく、歴代最高の善導大師&法然上人像でした。



P1270735.jpg
市指定文化財 千手観音菩薩立像 11C


P1270775.jpg
法然上人像


P1270786.jpg
善導大師像


そして大阪市立美術館へと向かい「木仏像」展へ。
地蔵菩薩像を展示する部屋は本当に魅力的で心奪われました。
必ずお寺でお会いしたい、そう思える仏像をたくさん見てこの日の打ち上げへ向かうのでした。






打ち上げは「今ちゃんの実は…」で放送された「貝賊」へ。
今ちゃんの実は好きな佛友さんとは以前から何度も行きたいお店と話していた貝賊さんへようやく行って来ました!
貝好きにはたまりませんね♪


関連記事

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

迦楼馬-カルマ-

Author:迦楼馬-カルマ-
仏像の美しさに感動して以来、ひたすらに仏像拝観に明け暮れる三十路街道を走る男の拝観日記。
仏像拝観歴は非常に浅いので間違いも多々あり!日々精進でございます。
僕自身が見て感じた仏像観を記していますので美術史的、仏教学的に誤っていることが多々あると思ので、その時はご教授ください。



訪れた寺社の全てを記事にするととても追いつかないので佛旅速報でまかない本編記事はピックアップという形になっていきます。

リアルタイムな仏像拝観速報はTwitterにて!
@hitabutsu

twitter
最新記事
最新コメント
カテゴリ
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
拝観者数
迦楼馬の巡礼サイト
検索フォーム
月別アーカイブ