9月21日 丹波の地で出会った仏像群!ダイジェスト速報
9月21日、この日は仕事の予定が空いたので出張現場から車で1時間半ほどの兵庫県丹波へと仏像拝観に出かけてきました。
今回はその速報記事でございます。詳細は追って後日に!
向かったのはいつか訪れたいと願っていた達身寺(たつしんじ)。
以前からその欠け仏の魅力を噂に聞いていましたが、実際に拝観すると想像を超える素晴らしさで鳥肌が立ちっぱなし。
中でも奥収蔵庫に安置された、ご本尊阿弥陀三尊像のお隣に安置される薬師如来坐像は圧巻で素晴らしい。
おおよそ安置されている仏像のほとんどが”欠け仏”と呼ばれる破損仏ですが、素晴らしい仏像は朽ち方も素晴らしい。
いや、美しい朽ち方をしているから素晴らしく思うのか、うまく言葉では表せない魅力が達身寺の仏像群には溢れています。




重要文化財12体、県指定文化財34体、市指定文化財33体という他に例を見ない数の仏像群。
その中には兜跋毘沙門天が16体という不思議。
丹波の正倉院、木彫仏像の原郷と呼ばれ、幾多の謎を秘める達身寺。
仏像好きには是非とも訪れていただきたい素晴らしいお寺でした。

続いて向かったのは丹波篠山の大國寺。
こちらには重要文化財に指定された5体の平安仏がいらっしゃいます。
ご本尊は「一仏三身」と呼ばれる薬師如来坐像で、髻を結い上げ宝冠を身につけ、光背は二重円光背で大日如来像の尊容。
しかし定印は阿弥陀定印を結びながら掌には薬壺を乗せています。
光背、宝冠、蓮華座の全てが藤原時代の物が残っているという非常に珍しい薬師如来像でした。

脇には、かつて二天門がありそこへ安置されていた持国天と増長天がいらっしゃいますが、こちらも素晴らしい。
非常に厳しい忿怒相で、木目が浮かび上がり迫力があります。

大國寺を後にして、ここからはその場その場で目的地を決めて巡りましたが、仏像を拝観してきたのは石龕寺(せきがんじ)。
こちらの仁王門には鎌倉時代の慶派仏師、肥後法橋定慶の作である仁王像が安置されていました。
慶派仏らしい筋骨隆々で首の筋が物凄い。

今回は前日に突如仕事が空いたので、慌てて丹波巡りを決めて訪れましたが、次はしっかりと予定を組んで訪れたいと思います。
各寺院の詳細は後日、順を追って更新していきます!

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今回はその速報記事でございます。詳細は追って後日に!
向かったのはいつか訪れたいと願っていた達身寺(たつしんじ)。
以前からその欠け仏の魅力を噂に聞いていましたが、実際に拝観すると想像を超える素晴らしさで鳥肌が立ちっぱなし。
中でも奥収蔵庫に安置された、ご本尊阿弥陀三尊像のお隣に安置される薬師如来坐像は圧巻で素晴らしい。
おおよそ安置されている仏像のほとんどが”欠け仏”と呼ばれる破損仏ですが、素晴らしい仏像は朽ち方も素晴らしい。
いや、美しい朽ち方をしているから素晴らしく思うのか、うまく言葉では表せない魅力が達身寺の仏像群には溢れています。








重要文化財12体、県指定文化財34体、市指定文化財33体という他に例を見ない数の仏像群。
その中には兜跋毘沙門天が16体という不思議。
丹波の正倉院、木彫仏像の原郷と呼ばれ、幾多の謎を秘める達身寺。
仏像好きには是非とも訪れていただきたい素晴らしいお寺でした。


続いて向かったのは丹波篠山の大國寺。
こちらには重要文化財に指定された5体の平安仏がいらっしゃいます。
ご本尊は「一仏三身」と呼ばれる薬師如来坐像で、髻を結い上げ宝冠を身につけ、光背は二重円光背で大日如来像の尊容。
しかし定印は阿弥陀定印を結びながら掌には薬壺を乗せています。
光背、宝冠、蓮華座の全てが藤原時代の物が残っているという非常に珍しい薬師如来像でした。

脇には、かつて二天門がありそこへ安置されていた持国天と増長天がいらっしゃいますが、こちらも素晴らしい。
非常に厳しい忿怒相で、木目が浮かび上がり迫力があります。

大國寺を後にして、ここからはその場その場で目的地を決めて巡りましたが、仏像を拝観してきたのは石龕寺(せきがんじ)。
こちらの仁王門には鎌倉時代の慶派仏師、肥後法橋定慶の作である仁王像が安置されていました。
慶派仏らしい筋骨隆々で首の筋が物凄い。


今回は前日に突如仕事が空いたので、慌てて丹波巡りを決めて訪れましたが、次はしっかりと予定を組んで訪れたいと思います。
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