大阪府・道明寺

4月18日 観音菩薩の縁日になる18日は大阪南河内のお寺でご開帳が相次ぎます。昨年から観心寺の開帳と重なる4月18日に大阪見仏する予定を立てていました。

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道明寺 真言宗 拝観料500円 駐車場有り

数ある十一面観音菩薩で国宝に指定されている方はわずか7体。
その内の1体が道明寺のご本尊 十一面観音菩薩立像です。

檀像として造像されたと思われ飾りの瓔珞や天衣に至る細部まで細かく丁寧に彫り挙げられています。
また瓔珞や天衣これら全て、頭頂の化仏から台座に至るまで一木で作られているそうです。
可能な限り一木から彫り出す壇像らしく見事な一木造りです。
香木で彫り出すという檀像は香りが消えないように彩色はほとんど施さない。
このお像は香木ではなく檜材とのことですが、同様に彩色は行われておりません。
日本に香木はなく手に入れることが難しかったことから代用材で彫られています。近年檀像の代用材はヒノキではなく榧(カヤ)であるということが分かったそうですが、この辺の知識は先日購入した「一木にこめられた祈り」展の図録からの知識ですので道明寺にも当てはまるのかは不明です。

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黒光りする美しい十一面観音。
捻じれながら流れ落ちていく天衣や瓔珞などここまで細かく表現し一木から彫り出せるのかという素晴らしさ。
頬や、腕、指、胸のはちきれんばかりの肉感的な色気はエロティックでさえあり見とれてしまいます。
肉感的な体躯に絡まるように流れていく天衣や衣紋が素晴らしく綺麗で天女のようなイメージを与えてくれます。
檀像彫刻の最高峰を拝観できた喜びで大満足でした。
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仏像の美しさに感動して以来、ひたすらに仏像拝観に明け暮れる三十路街道を走る男の拝観日記。
仏像拝観歴は非常に浅いので間違いも多々あり!日々精進でございます。
僕自身が見て感じた仏像観を記していますので美術史的、仏教学的に誤っていることが多々あると思ので、その時はご教授ください。



訪れた寺社の全てを記事にするととても追いつかないので佛旅速報でまかない本編記事はピックアップという形になっていきます。

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