奈良県・法華寺町 地蔵堂「夕暮れが映える哀愁の地蔵菩薩像の巻き」

4月2日最後に巡ったのは、亀岡から実家の奈良県橿原市へ帰る途中の法華寺町。
当初の予定では亀岡の極楽寺にて終了だったのですが、奈良県に入ったあたりでハッと思い出したのが法華寺町の地蔵堂でした。
時刻は17時前でしたが日はまだ明るい。
思い出したからには見たくて仕方がなくなり向かうことにしました。

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到着した地蔵堂はおよそここに噂に聞くあの地蔵菩薩立像がいらっしゃるとはちょっと思えません。
墓地の奥に静かに建っている、どなたかが番をしているとかでもなくまさかここに!?という感じ。
お堂の扉は閉ざされていますが覗き窓が大きくとられていて思いの外よく見ることが出来ました。

肩幅も広く堂々とされているのですが、スーッと線を引いた閉じているような目に小さく結んだ口元にどこか哀愁を感じるような気がしました。
寂しいのかな?そんな失礼な思いがふとよぎります。
夕暮れ時が僕にそんな感傷的な気分にさせたのかもしれません。

造形ですがきちんと整理された衣文表現といった感じで白米寺の地蔵菩薩立像がお優しくなった雰囲気。
左肩口から流れ出して来る波が腹回りで密になり下肢へと流れていく彫り口と、右肩からは広い間隔で波が落ちていきます。
密に規則正しく、ゆったり規則正しくといった感じで違った趣を感じました。


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これ程の地蔵菩薩像がポツリと安置されている奈良の怖さ。
どこにどなたがいらっしゃるか分かったもんではありませんね(笑)
奈良の町中にはあちこちにお堂があります。
街角のお堂を少し覗きながら歩いてみようかな。
そこにも驚くような方が静かにいらっしゃるかもしれません。






法華寺町 地蔵堂
奈良県奈良市法華寺町(法華寺郵便局付近)
拝観 : 自由



場所の方ですが、地図やgoogle検索では出てこないと思います。
詳しくは、海龍王寺の山門がある104号線の北に法華寺北という名の信号があります。
東に郵便局があり、西側の北寄りに共同墓地があります。
その共同墓地の奥に地蔵堂があり、そこにお祀りされています。


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仏像の美しさに感動して以来、ひたすらに仏像拝観に明け暮れる三十路街道を走る男の拝観日記。
仏像拝観歴は非常に浅いので間違いも多々あり!日々精進でございます。
僕自身が見て感じた仏像観を記していますので美術史的、仏教学的に誤っていることが多々あると思ので、その時はご教授ください。



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