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京都 非公開文化財特別公開 その① 法然院

長浜の川道観音堂を後にし次に向かったのは同時期に特別公開中の京都。
1時間半ほど車を飛ばして非公開文化財特別公開へとやってきました。

今回の特別公開で回りたいと思った全てのお寺を回ることは不可能なので その中から悩みに悩み選んだのが法然院→報恩寺→長講堂→海住山寺。
期間がもう少し長ければ浄福寺、妙法院、寶樹寺、盧山寺も回りたかったんですけどね。。

さて、京都へやってきてまず向かったのが法然院。
非常に趣のある山門をくぐるとそこには美しい白砂壇(びゃくさだん)。
その間を通り抜けることで心身を清める意味があるのだそうです。
写真はハレーション起こしてよくわからない状態ですが。。(^^;


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今回公開されているのが本堂、本尊阿弥陀如来坐像、方丈、狩野光信筆襖絵(重文)、堂本印象筆襖絵、庭園など。
もちろん僕的にもこのブログ的にも目当てはご本尊の阿弥陀如来坐像なわけですよ。
本堂 外陣よりの拝観でなかなか表情や彫りの細部を確認することは難しいんですが何故か阿弥陀様はこれでいいんだという思いがあるっちゃある。
もちろん近くまで寄らせて頂いて細部までじっくり観察したい気持ちもあるんですが、やや離れた位置から座して拝み見るのも大好きなんですよ。
快慶作の3尺阿弥陀如来なんかは近くで見たい欲求があふれるんですが丈六や半丈六クラスの坐像は遠くても厳かで飲み込まれるような魅力がありますね。
定朝様の穏やかで威厳のある阿弥陀様でした。
遠めに見るとなんだか前傾姿勢を取られているようにも見えましたが写真などで確認するとそうでもないかな。
ん~今すぐに私を救ってくれと僕の心が言っていたのでしょうか?(笑)

脇侍には、といってもやや離れた左右の厨子になりますが向かって右には十一面観音菩薩、左には勢至菩薩がおられました。

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本道の裏手には金銅仏の地蔵菩薩立像がいらっしゃいます。
なかなかのイケメンで衣の彫りも美しく素晴らしい方でした。

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迦楼馬-カルマ-

Author:迦楼馬-カルマ-
仏像の美しさに感動して以来、ひたすらに仏像拝観に明け暮れる四十路街道を走る男の拝観日記。
仏像拝観歴は非常に浅いので間違いも多々あり!日々精進でございます。
僕自身が見て感じた仏像観を記していますので美術史的、仏教学的に誤っていることが多々あると思ので、その時はご教授ください。



訪れた寺社の全てを記事にするととても追いつかないので佛旅速報でまかない本編記事はピックアップという形になっていきます。

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